引越ししようとなった時、あなたがまず初めにすることは何でしょうか?
まずはほとんどの人が、インターネットで物件空室状況を検索したり住みたいと考えている街の不動産会社へ直接足を運んだりすると思います。
私自身引越し回数が多いというわけではありませんが、幾度かの引越しに際し物件を探すという行為をしてきた中でいろいろ学んだことがあったので今回はその情報を公開したいと思います。
今回声を大にして言いたいことは、『契約時の不動産会社選びを間違えるな!』ということです。
物件探しを始めるときに欠かせないこと

引越しをしようと思って最初に物件を探す時、何から探すかは人それぞれだと思います。
しかし最終的には、選んだ賃貸物件の大家さんまたは管理会社とは不動産会社を通して契約を結ぶわけですね。
今回はその不動産会社がどこでも同じでしょ?が間違っているということを目の当たりにした実体験をお話ししたいと思います。
物件を探すときのポイント
1.家賃の重要性
私はまず住みたいと思っている街の賃貸料金の相場を調べるため、インターネットやスマートフォンのアプリを利用して時間があれば物件検索をしていました。
当然ながら、住む場所、駅からの所要時間、間取り(広さ)、築年数、家賃など最低限の条件を決め探します。
しかし写真だけ見てると、どうしても新築物件だったり人気のシャーメゾンやD-roomだったりを選択しがちで、条件の家賃がオーバーすることもあります。
しかし本当にここは、自分の収入と月々の支払いなどを事細かに計算し、いくらまでという上限を確実に決める必要があります。
通常よく言われているのは、居住にかける費用は収入の3分の1までにしましょうということです。
この家賃を収入の3割に収めるという謂れは、不動産会社の審査に通るラインでもあります。
人によって預貯金などの有無により、3分の1を超えても問題なく生活できる人もいるでしょう。
しかし経験からすると、趣味や余暇を充実させたいという思いがある人はやはり指南されている通り3分の1までに抑える方がのちのち金銭的なストレスを抱えなくて済みます。
実際今の賃貸マンションに引越す前は注文住宅の一戸建てに住んでいましたが、月々の支払いは月収の7分の1程度でボーナス払いが3分の1だったので、家族旅行やらお買い物やらも特段自由にできていました。
その後現在の賃貸マンションでも、月々の支払いは5分の1〜6分の1程度だったので問題なく過ごせていました。
しかしながら人生は転機するもので、現在では2022年に前職を退職してから年収がそれまでの4分の1程度にまで減ってしまったため、同じマンションに住み続けることがただの冒険になってしまっていました。
またそのマンションでは途中から管理会社が変わりペット可物件となったことで、保護猫活動をしている友人の絡みから猫を飼うことにもなり、治療費やら餌代などこれまでにない定期的な出費が増えたという現実もあります。

え、家計が苦しいならペットなんて飼わなければ良かったのでは?
確かに余計な出費を増やさないようにするのは自分次第なのですが、これも猫を飼ったことが先で退職を決めたのはその後だったという時系列なのです。
しかも飼い始めた猫が命に関わる大きな病気にかかり、日本ではまだ未認可の薬を使用した治療を施すしか助かる道がなく、その出費も予測していないものでした。
また退職を決めたのもその治療のためという理由がひとつにありました。
全ては自分で選んだ道ではあるものの、賃貸マンションを契約する時には予定していなかった事象です。
つまりは何が起こるか分からない人生の転機に備えて、居住にかける費用は経済界で推奨されている範囲に抑えることがベストなのです。



なるほど・・・転機には良いことも悪いことも含まれますからね。
ただ退職したことも猫を飼ったことも決して悪いことではなく、私にとってその二つは大きな幸せになったことをここでお伝えしておきます。
2.インターネットやアプリで家賃を確認するときの注意点
これも前職の収入にそこそこ余裕があったことで見逃していた部分なのです。
引越しの経験がある人はご存知だと思いますが、インターネットなどで物件検索をしていると、不動産会社へ問い合わせるという項目の中に、「初期費用の見積もり」というものがあります。
私はいつも表示されている賃料と駐車場代と管理費を足した金額を目安にし、その他保証料など雑費的なものがプラスされるものが月々の支払額だとイメージしていました。
そこに敷金や礼金などを加算し、他には引越し業者に支払う金額が引越しの際にかかる費用だな〜くらいのどんぶり勘定をしていたズボラタイプでした笑
そんな感じでパッと飛びついて不動産窓口へ行って初期費用を提示されて、あれ?意外と予想してたより増えたなぁなどと若干焦るパターンが多かったのです。
そこでしっかり初期費用を抑えたい人は、不動産会社に払う仲介手数料も気にしてみましょう。



仲介手数料ってだいたい家賃1ヶ月分って思ってましたけど?
基本はほぼその通りです。
しかし不動産会社によっては、仲介手数料0.5ヶ月分というところもあるのです。
ですので、少しでも費用を抑えるためにはそこまで考えて不動産会社を選ぶことも必要になります。
また初期や月々に支払う費用について、小さい文字(小さく見えるのは私の老眼のせいかもしれませんが・・・)で細かく記載されている箇所も何気に侮れません。
昨今では保証人を立てるという不動産会社は少なく、保証会社を利用するところが多くなっています。
その保証会社に支払う保証料がこれまた無視できないもので、その単価だけ見たら然程の金額ではないものの、それを加算することで家賃が四捨五入10万だったものが11万になってしまうなど、案外毎月支払う金額に影響を与えてしまうものでした。
詳細まで確認して月々の支払額を算出できる人は問題ないと思いますが、ざっくりで飛びついてしまうと思ったよりいろいろ乗っかってくるということを覚えておいてください。
3.間取り(主に柱の位置)について



間取りって2LDKとか3LDKとか部屋の広さくらいしか気にしてないですけど・・・
まぁ普通はそうですよね。
特に急いで物件を探している時や普段仕事しながら休みの日に内見するくらいでは、細かいところまで気にしていたら一向に決まらないと言うか・・・
それほど大きな問題ではないかもしれませんが私が過去経験してきた中で言うと、人気の駅に近い物件なのに比較的安い物件などは実際内見してみると、部屋の形がいびつな事が多いです。
駅から近い若干狭い土地に建てているせいなのか、単に強度のために欠かせない構造だからなのかは不明です。
当然物件ごとに理由は様々でしょうが、部屋のレイアウト的に余分な凸凹はあって欲しくないのにこれさえなければという柱が飛び出している部屋は少なくありません。
5畳とか5.6畳など小さめの部屋でもベッドや机や棚は置けるだろうとイメージして行っても、その凸凹があることで無駄なスペースが生まれてしまうのです。
現に引越し前に住んでいたマンションもそういう部屋がありました。
それ以外にも凸凹な部屋が良くない理由はあるのですが、そこはまたいつかお話できたらと思います。
この柱の出っ張りがなければベッドと机を並べて配置できたのに、寸法が足りなくて無理矢理配置したら、部屋が余計狭く感じてしまうなんてことは多々あります。
ですので可能であれば、あまり凹凸のない四角い部屋を選んだ方がレイアウトに困らずまた部屋を広く見せることもできます。
もちろん部屋の寸法に合わせた家具を買えば良いだけのことですが、すでに持っている場合余計な費用はかけたくないですよね。
本題の不動産会社選びについて
今回伝えたいのはここです!
これも実は物件情報サイトなどで探す段階から気をつけていただきたいことになります。
1.「不動産会社に問い合わせる」の機能には要注意
私が最も利用する物件情報サイトは「SUUMO」です。
SUUMO(スーモ)は、住宅・不動産購入や売買をサポートする情報サイトです。
予算内でなんとか妥協点の少ない物件を探したいと思いあらゆるサイトを利用しますが、なんだかんだ一番物件数も多く情報量もあるのがSUMMOだなと思っています。
とは言え、募集をかけている物件はほぼどのサイトにも共通して掲載されています。
単に見やすさの違いかなぁとも思うのですが、検索していて総合的に満足できるサイトはSUMMOだったということです。
ただし最近よく分かったこともあるので、それは後ほどお伝えしますね。
理想の空き物件が見つかったら今まではすぐ「不動産会社に問い合わせる」ボタンを押して、送信していました。
しかしこれだと、その検索結果のページを掲載している不動産会社限定で問い合わせることになってしまいます。
これは危険です!
聞いたこともないような会社名の不動産会社にぶち当たることも・・・
ただ聞いたこともないと言っても、もちろんちゃんと営業はしている会社なので心配するほどではありません。
しかしながら、実際利用してみたらお金にならないようなお客は相手にしませんとでも言わんばかりのところも実際ありました。
掲載ページの下の方へスクロールしていくと、「この物件は複数の不動産会社が取り扱いをしています」といった文言が記載されている物件もありますので、そこを必ず確認して自分が知っているところか口コミなどをチェックしてから問合せ先を絞ることをおすすめします。
また取り扱い不動産会社として掲載されていなくても、取り扱い不動産限定物件でなければほぼどこの不動産会社も物件紹介はしてくれます。
2.実際に不動産会社の営業マン立ち会いの元内見したら
私が探していた部屋の条件が、数も少なく時期的にも空室がなかなか出ない時期だったことから、決まるまでには非常に苦労しました。
アクセス・間取り・築年数・ペット可物件そして家賃。
この全ての条件を満たすものはとても数少なく、また需要が多いこともあり、空室情報が出ても問合せた時には既に決まってしまっているという事が多かったのです。
少し話は逸れますが、前項でお話しした”最近よく分かったこと”について、この問合せた時に既に決まっているというパターンが非常に多いのです。
つまりはSUMMOで新着情報として表示される時には、既に世に出回っている後だったり、登録者にとっては新着情報だったとしても実際にはもっと前から募集されていた物件だったりするという事です。
登録者、つまり私が条件検索した後に提示される物件は全て”新着”であって、物件そのものが募集を始めたばかりの”新着”ではないという事なのです。



新着物件出たぁ!と、ぬか喜びに終わってしまうわけですね・・・
そんなわけで、条件を満たしていて且つまだ契約が決まっていない物件に当たった時は早めに内見することをおすすめします。
話は戻って、ある日条件をクリアした物件が見つかり急いで問合わせをしたら、ラッキーなことに数日先に内見を希望されているお客さまはいるけれどまだどなたも決まっていないという物件に出会ったのです。
今度こそは先を越されまいと、明日の夜仕事帰りに現場行きます!と慌ててそう約束し翌日不動産会社の担当の方と現地で一緒に内見をした時のことです。
待っていたその営業マンはとても若い男性で、言うなれば女子ウケしそうなイケメンな方でした。
営業マンの第一印象も物件を決めるにあたっては大事な要素で、その時も爽やかな感じの頑張ってる若い営業マンだなという好印象だったのです。
そこまででまず感じていたのは、マンション周辺が住宅密集地でちょっと開放感が無いなということと、建物はやっぱり古いけどまぁ許容範囲だなということでした。
車を停めて早々に中に入っていくと、夕方だったにも関わらず部屋の中は明るかったし広さも十分にあったし水回りや建具なども築年数が経っている割には満足いくものだったのです。



じゃあもう即決したい勢いですね!
そうしたいところでしたが、やはり周辺環境が気になっていた事と駐車場が停めづらかった印象もあり即決するには至らずにいました。
ただここでモタモタしているとまた逃してしまうのでは無いかという焦りもあり、そもそもこの広さで安い家賃のところを求めているのだから妥協も必要かという思いで、その営業マンに自身の収入状況を伝え審査についていくつか質問を始めてみました。
それまで私があちこちチェックして回る姿を静かに見守っていたその若手イケメン営業マンは、なんとか私の収入と勤務状況でも審査に通るようにと、まるで別人のように熱くいろいろと対策案を提示してきたのです。
簡単に言うと、私の収入で審査に通ることは容易ではないらしく、あの手この手の裏技を必死に提案してきてくれたわけです。
そこで何故か「あ〜この人は何とかして私が契約できるよう策を考えてくれてるんだなぁ」と素直には思えず、大きな違和感を感じてしまったのです。
熱く対策案を提案してくる彼のその姿は、①自分の営業成績を確保するために必死になっている②欠点がありイマイチ契約が決まらない物件をなんとか契約させようとしている③上司から絶対今日で決めて来い!と言われて焦っていると、私にはそんな風にしか映らなかったのです。
私が捻くれていたのかもしれませんが、これまでの人生経験上相手の話し方や仕草でどう感じているかが見えてしまうという私の勘が働いてしまいました。



そうなんですか!?とても熱心になんとか契約できるよう考えてくれているように思いましたが・・
彼に直接話を聞いたわけではないので正直なところ本当のことは分かりませんが、長年お客さま相手の仕事をしてきた私には彼の態度の裏側が見えてしまった気がしたのです。
そこであまりに強引に契約を取ろうという彼の気負いを感じ取ってしまったため、少しイラッとして私の考えをぶつけてみました。
すると彼は何か取り憑かれていたものがふと抜けたかのように、急に冷めた口調で「じゃあ無理にここに決めなくても良いんじゃないですか?」と言い放ったのです。
私は心の中で『ほらね』と呟きました。
若いその男性は、ここまで言って契約を決めてくれないなら他に行ってくれと言わんばかりの態度を見せてきたわけです。
お客さま相手の営業マンが顕に怒りの感情を相手にぶつけるようじゃ、社会人は務まりません。
この後狭い駐車場から車を出して帰ろうとするも、その営業マンは見送ることもなくとっとと自分の社用車に乗り込んでいました。
職場に連絡していたのか電話が終わると、何度も切り返して未だ出られずにいる私を一瞥することもなく帰って行ったのです。
一応契約するかどうか連絡をすることになっていたので、部屋を出るまではまだ悩んでいたものの、その帰りの一件でこんな営業マンがいる不動産会社とは関わりたくないと思ったため、その日の夜に契約しない旨をメールするもそれに対してその営業マンからは『了解しました』の一言も返事はありませんでした。
3.物件探しは人選びも欠かせない
過去こちらからお断りの連絡をして、返信がなかった不動産会社は複数件ありました。
今思えば、そういう営業マンがいる会社と契約しなくて良かった、自分の見る目は間違ってなかったんだとつくづく感じます。
中には物件さえ良ければ不動産会社なんて関係ないよという方もいらっしゃるでしょう。
しかしながらその後契約手続きや住み始めてからのトラブル対応などを考えると、この不動産会社とは少なからず関わりを持つことになるので、十分考えた上で契約されることをお伝えします。
信用ならない営業マンと契約を交わすということは、後々契約時に言った言わないが生じる可能性も十分含んでいるのです。
ただ見つけた物件が希望条件の100%に近いものであったらどうか?と聞かれると、少し考えてはしまいますが、賃貸契約においてトラブル回避するためには不動産会社選びは絶対に妥協するべきではないと思います。
その信念の賜物なのかどうか定かではありませんが、これまでの不動産契約において私が契約した物件は全て希望条件の100%に近く、営業マンはじめ不動産会社もとても親身に丁寧に対応してくれるところにお願いできています。
物件選びと不動産会社選びのまとめ


物件探しにあたっては他にもまだまだ注意すべき点があります。
今回は家賃についてと部屋の作り、また賃貸契約を仲介する不動産会社選びについてお話ししました。
なかなか100%の希望通りに部屋が見つかることは少ないと思います。
それでも妥協しないポイントを絞れば、希望に近い物件は見つかります。
この私の経験で得た知識が、これから部屋を探そうとしている方の役に少しでも立てれば幸いです。
家賃は計画的に
まるで「お借り入れは計画的に」とどこかの金融ローンの謳い文句みたいですが、家賃というのは毎月支払うものなので、利子のないローンみたいなものです。
利子はなくても保証会社に保証金を支払ったり、実際に長く暮らせば退去する時に部屋の修繕費がかかってしまったりするので、似たようなものだなと感じます。
家計簿をつけて生活費の収支を管理できることが一番ですが、人間欲望を持った生き物ですのでどうしても枠から越えて欲を優先してしまうこともあるでしょう。
しかしなにがなんでも住みたい物件と出会ったからと言って、予定していた家賃よりも高い物件に安易に踏み切ってしまうことはとても危険です。
もう一度収支割合を確認して、自身の収支に少しでも余裕があると判断できてから決めましょう。
物件検索サイトやアプリはよく読み込みましょう
例えば日々働きながら物件を探している人は、じっくり読む暇もなくとりあえず間取りやアクセスや家賃など重要な部分だけを見て物件選びをしている方も多いと思います。
そうすると契約書を交わすまでそんな費用がかかることを知らなかったとか、もっと酷ければ住み始めて家賃が引き落とされるまで思っていた金額と違うことに気づかなかったなどということもあり得るかもしれません。
ここまで確認していない人は、ある程度収入に余裕があり多少の誤差は大丈夫だと思っている人かも知れませんが・・・
それでも「契約する」ことの重要性を改めて意識していただき、小さく細かいところに程大事なことが書かれているので決める前に一度は全ての文字に目を通しましょう。
また全て熟読していてもサイトやアプリの中には記載されていないことも多く、契約書を交わす段階で初めて知る事実は少なからずあります。
サイトやアプリ内をよく読んで自身の生活スタイルに関係する事項について不明な点があれば、確実に不動産会社に確認しましょう。
間取りで注意して欲しいこと
気にならない方はそれで全く問題ありませんが、内見する時に見落としがちなのが部屋の形です。
人それぞれ生活スタイルにより物件に対する必須条件は異なります。
ですので内見時はその条件に沿って注視するようになるため、気付かずに見過ごしてしまう部分も住んでみて初めて気付くということが往々にしてあると思います。
1章の中で書いた部屋の凹凸。


これについてはせっかく見つけた希望の100%に近い物件を諦めるまでには至らないとしても、実際家具を入れようとしたら収まらなかったという経験もあるのでチェックする項目のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
どの不動産会社で契約するか
今回のこの記事の中で一番伝えたかった、賃貸物件を契約するときに盲点となりがちな不動産会社選びについてです。
物件検索サイトなどを見ていると、なぜか「この物件を取り扱っている不動産会社」として問合せ先が指定されています。
しかし実際には他の不動産会社でも紹介可能な物件であるため、もし自分で気に入ってよく利用している不動産会社や信用できる営業マンがいる不動産会社があるならば、そちらに聞いた方が安心です。
物件によっては決まった不動産会社でしか扱っていないものももちろんあります。
しかし大抵はどの不動産会社でもその時募集がかけられている物件なら紹介可能ですので、一度確認してみることをおすすめします。
やはり大手不動産会社や評判が良く名前が知られている不動産会社は、大手になり得る要素があり、良い評価を得る要素があるので、あえて聞いたこともないような不動産会社を選ぶ必要はありません。
ただ誤解していただきたくないのは、結局のところ人次第だということです。
たとえ大手であろうと良い評判を持つ会社であろうと、対応した営業マン自身が信用できない人物であればハズレです。
その場合担当者を変えてもらうでもいいですし、別の不動産会社へ駆け込んでも良いでしょう。
これは不動産会社に限らず言えることですが、接客という分野において担当してくれた人物に信用性がなければ、選択肢から外すことも重要です。



特に不動産って安い買い物じゃないし、契約行為ともなれば騙されないとも言い切れませんからね〜
そうですね。
どんなに気に入った物件でも、上手い話に乗せられていないかとか営業マンの話に抜けはないかなど慎重になって事を進めるべきです。
不動産会社の担当者を見極めるポイント


これまでに出会った不動産会社の営業マンについて
今回は、物件を探すときのポイントと不動産会社の営業マンを選ぼうというお話しをしてきました。
では例えばどんな営業マンだとダメなの?と検討がつかない方もいると思うので、私の経験の中でいくつかご紹介します。
1.最初の問合せメールの返信が怪しい
私の場合多くは、物件検索サイトの問合せ機能を使ったアクションからスタートになります。
当然最初は自動メール返信機能により定型文にて返信が来ます。
そして後から実際に担当する営業マンの言葉で書かれた返信メールが来ます。
そのうち1〜2件あったのが、なぜかその問合せ物件には触れず定型文のような文言で、「私たち○○不動産では、お客さまのご希望を細かくお伺いして物件紹介をしております。よってまずは当店にご来店いただきじっくりお話を…」といったような内容のメールが送られてきました。
仕事の合間の昼休憩や帰宅してやっと落ち着いた夜遅くに物件探しをしている私としては、まわりくどい回答ではなく空いているのか空いていないのか、また内見がいつなら可能なのか、リズム良く事を進めたかったのです。
なのにまずは来店しないと結論は言わないよと言わんばかりの回答なのです。
それに対して翌日電話をして聞いてみれば、実は問合せた物件はもう契約が決まっているとのことで、要は来店させて他の物件で契約に漕ぎ着けたいというものでした。
当然企業としてはただ「もう契約済みの物件です。」と終わらせるのではなく、せっかく物件を探している客が現れたのだからなんとか顧客にしようと営業する姿勢は分かります。
そうであるならば、来店させなくても似たような物件を探してメール返信の際に資料添付で提案するくらいの丁寧さがあっても良いはずです。
正直にその問合せ物件はすでに契約済みであることを隠し、来店させようという雑さが見えるメール回答には乗らないようにしましょう。
2.内見時の案内が雑
これは人気のシャーメゾン物件を内見したした時のことです。
これはまだ私が退職する前に物件探しをしていた頃の話になります。
その物件は新築で家賃もそれなりに高額なものでした。
離婚してシングルマザーである私が女一人で内見に向かったせいか、その営業マンはまるで『母親だけの収入でこの物件は契約できませんよ』とでも言いたいかのように、最初から質問に対する返事も薄っぺらく感じたし終始相手にされていない感覚でした。
物件としてはほぼ文句のつけどころのない最高のものでしたが、その営業マンの対応にも不満があったし、実際家賃を支払えなかったわけではなかったものの、これから息子の大学進学も控えていて少しでも支出を抑える必要があったことから泣く泣く契約を諦めたのです。
結局契約しない旨をその営業マンにメールで伝えたところ、やはりその営業マンからは一切返信はありませんでした。
その営業マンからしたら、鼻っから契約できないことが分かっていて内見だけして時間が取られたぐらいに思っていたかもしれません。
そうだとしても、お客さまを相手にする仕事をしている以上、人として社会人として最後まで相手に対する感謝の意を忘れてはいけないのではないでしょうか?
そんな人柄が対応に顕著に表れているような営業マンとは、契約しない方が良いでしょう。
3.客の都合が優先されない
これについては微妙なところですが、内見の予約をする際に不動産会社の担当者の都合と私が内見に行ける時間の都合が合わないと分かった時でした。
これだけなら致し方ないことだとも言えるのですが、こちらでも時間の都合がつかないか調整を考えていたにも関わらずその不動産会社の担当者は、躊躇することも考える時間もなく「それでしたらこちらでは対応し兼ねます。」と即答。
なんとしてでも契約に漕ぎ着けたい対応が目立つ営業マンが多かった中、あまりにあっさり断られたことでふっと笑ってしまいましたが、たとえこのような営業マンに対応されたとしてもその先親身な対応は期待できなかったでしょう。
担当者の良し悪しを見分けるポイント
このようにやたらと契約に結びつけたい態度が顕になった営業マンもいれば、特別客一人を失ってもなんでもない営業マンもいます。
それについては企業の体制も影響してくるのだろうとは思います。
しかし会社のためではなく、本当に顧客のために親身なって丁寧な対応をしてくれる営業マンというのは必ずいます。
それは特別目を光らせていなくても、やり取りしていく中で自然と感じることができるものです。
今回最終的に引越しを決めた時の営業の方とは、とても穏やかな態度で何気ない日常会話も交えとても好印象なスタートでした。
ガツガツとやたら物件を勧めてくることもなく、良いところも気になるところも丁寧に説明してくださり不安に感じるところが一切ありませんでした。
私が退職していて収入が少なくなっていることで審査が心配だという不安に対しても、確かに審査は厳しいかもしれないという事実を認めた上で、それでもいろいろ状況を聞いて対策を考えてくれました。
そしてその状況に対して、それならばこういう方法がありますと丁寧に対策を提案してくれ、上司と入念な準備の元保証会社に掛け合ってくれたおかげで無事審査を通ることができたのです。
これらの経験を通して、営業マンとのやり取りの中でなんの疑問も不信感も持たずに安心して進められることが不動産会社を選ぶポイントであると実感しています。
まとめ


自分が住む部屋で過ごす時間というのは、1日の内で大半を占める人もいればほとんど寝るだけという人もいるでしょう。
それでも日常の疲れた体と心を癒す欠かせない部屋であることは、誰にでも共通して言えるのではないでしょうか?
それならばなるべく妥協せず納得できる部屋を選びたいですよね。
さらにその部屋にまつわる思い出として、契約時に不快な思いを残してしまえば、それだけで思い出したくないものとなってしまいます。
また住み始めた後その部屋に不具合が複数見つかってしまうようなことがあれば、「あの営業マンに騙された」などと普通なら考えないような思考すら湧いてしまうかもしれません。
せっかく心地良く過ごせすための自分の城を決めるのであれば、最初から最後まで気分良く進めたいものです。



嫌な気分のまま新居に入っても、ずっと不信感を抱いたまま生活することになりかねませんからね。
ですから不動産会社は信頼できるところを選んでいただきたいのです。
部屋に対する多少の妥協は”住めば都”、自分なりに住みやすいように工夫すれば気にならなくなるものです。
しかし例えば部屋におけるトラブルなどがあれば、その度に不動産会社や管理会社とやり取りをしていかなくてはなりません。
その度に嫌な思いをすることがないよう、ぜひ新居を決める際は気持ち良く契約ができる不動産会社を見つけてください。
